期間工のすすめ

【まとめ】期間工で貯金できる理由と「向いてる人/向いてない人」

こんにちは、アールです。

私はこれまで、スバルで期間工として1年半、トヨタ自動織機で派遣社員として1年半働きました。

スバルでは歯列矯正をしながら約300万円の貯金に成功し、トヨタでは競馬や海外旅行で浪費しつつも200万円の貯金に成功しました。

この経験から断言できることがあります。

「期間工(または工場派遣)での工場労働は、浪費していても誰でも貯金できる環境である」と。


1. 期間工で貯金できる5つのリアルな仕組み

  • 家賃・水道光熱費が無料(または格安)
    → 固定費がほぼゼロ。賃貸暮らしよりも圧倒的に貯まりやすい。
  • 手取り25〜30万円+祝い金・満了金
    → 収入源が多く、スバルでは1年で満了金42万円+入社祝い金40万円(当時)+皆勤手当もあります。
  • 通勤時間ゼロ
    → 徒歩5〜10分圏内に寮がある場合が多く、基本的に車がなくても大丈夫なのだ、ガソリン費用等が抑えられます。(遠くても無料の送迎バスがある)
  • 周辺に娯楽が少ない(=出費が抑えられる)
    → 工業がある場所はやや田舎が多く、繁華街の誘惑が少ない。
  • 生活がルーティン化する
    →「働く・食べる・寝る」の繰り返しで、出費する暇がない。

2. ギャンブル癖があっても貯金できた理由

私はトヨタ自動織機で働いていた当時、競馬にハマり約30万円負けました

さらに長期連休では毎回のように海外旅行へ。それでも貯金は200万円に到達しました。

なぜか?その答えの1つは「収入>支出」が徹底されていたからということです。

ギャンブルが悪いのではなく、“ギャンブルだけが浪費”で、それ以外を抑えていれば貯金は可能ということです。

  • 家賃無料、食費も自炊で月2〜3万円
  • スマホ課金や物欲には一切使っていない
  • 競馬は月間数万円までと“予算化”

ギャンブル代や酒代は確実に貯金額に影響を与えます。手を出さないのが1番です。

もう1つの理由は「サボらなかった」からだと思います。

肉体的負担は年々軽減していっている(機械の導入)のは確かですが、工場労働はキツいです。

そのためサボってしまう方は少数ですが、います。

「今日ぐらいいいや」とか「仕事したくねえな」という気持ちはわかりますが、サボっていいことはありません。

皆勤手当がもらえなくなったり、そもそも一日分の給料が0になってしまうのでオススメしません。

次の日、仕事に行くのが気まずくなったりもします。

サボりは本当にいいことありません。

1日なんてあっという間に過ぎます。

そんなあっという間に過ぎる1日をサボってもいいことは何もない。仕事していたほうがマシだったという結論に達します。

最悪、毎日サボらずに仕事をしていればパチンコや競馬のようなギャンブルにハマっても、貯金はたまっていきます。


3. 貯金に向いてる人の特徴

  • 貯金・目的が明確な人(例:起業・留学・借金返済)
  • 生活コストを抑える工夫ができる人
  • ギャンブルや浪費を「予算内」に抑えられる
  • 仕事をサボらない人

貯金は自分の支出を「選択」できる人にむいています。

さらに貯金の目的目標金額が明確だとモチベーションもあがり、無意識的に節約していたり、貯金思考になったりして貯金に向いています。

しかし、仕事をサボらなかければ確実に貯金はたまっていきます。


4. 貯金に向いてない人の特徴

  • 仕事をサボる人
  • 人間関係に敏感すぎる人(寮やライン作業は相性が出る)

やはり「仕事をサボる人」には向いていません。

あとは、人間関係というか寮生活に馴染めない人にとってはストレスが溜まると思います。

寮生活は固定費を抑える上で必須になってきます。運が良ければレオパレスに住めたりもしますが、ほとんどの場合は寮生活になります。

万病はストレスが元になる場合が多いです。その場合はお金より健康を優先して退職も考えた方がいいでしょう。

それか、派遣社員という選択肢もあります。派遣会社によっては社宅として賃貸アパートを無料で提供しています。


5. 期間工は「誘惑が少ない」のではなく「選択肢が少ない」

期間工の現場周辺に娯楽がないわけではありません。実際、パチンコ店もあればコンビニもあるし、スマホ1つでどんな買い物もできます。

でも、それにアクセスしにくい場所疲れて外出する気が起きないという環境は、結果として浪費を減らす効果を生みます。

だから、「誘惑がないから貯まる」ではなく、「選択の余地が少ないから、正しく選べば貯まる」が正解。


6. 私の失敗談と成功要因

競馬で30万円失い、旅行でも大きな出費があったトヨタ時代。 一方で、スバルでは生活をかなりストイックにし、結果として1年半で約300万円の貯金に成功。

ポイントは以下の通り:

  • 収入の安定(常に25万円以上)
  • 無駄な支出を減らす生活習慣
  • 1人暮らしで快適かつ無駄のない環境
  • 自炊生活と予算管理の徹底

ギャンブルをしていても、全体の支出バランスを制御できれば、数百万円の貯金は可能というリアルな体験談です。


7. まとめ:期間工での貯金額は“性格”と“予算管理”で差がでる

期間工という働き方は、固定費を限りなくゼロに近づけることができる、数少ない労働形態です。

しかしそれを最大限に活かせるかどうかは、あなたの性格・行動パターン・そしてお金との向き合い方次第です。

「ギャンブル癖がある=貯金できない」ではなく、「ギャンブル癖があっても、仕事さえサボらなかったら貯金できる」と思います。

しかし、ギャンブルや酒などの浪費は貯金額に少なからず影響を与えますので、ほどほどに。

この記事が、「お金を貯めたいけど浪費癖がある」「自分は向いてないかも」と悩む方にとって、小さなヒントになれば幸いですし、期間工として働く手助けになれば嬉しいです。

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